8月10日、人と科学の未来館サイピアにて科学講座「雨量計を作ろう 雨の降り方・測り方」を行いました。25人の小学生とそのご家族が参加しました。
前半は、岡山の雨量がどれくらいか、どこでどのように測っているのかの説明に続いて雨量計について学びました。気象台で使用している雨量計(転倒ます型雨量計)に参加者ひとりひとり水を注いで、転倒ますが動くようすを観察しました。
後半は、ペットボトル雨量計の作り方を説明したあと、実際にペットボトル雨量計を作製してテストしました。雨量の測り方は溜まった雨の重さを秤で測る方法と、溜まった雨の水深を測る方法を紹介しました。また雨量計の受水口は漏斗をのせる方法と、ペットボトルの上部を切り取って漏斗代わりにする方法を紹介しました。参加者は、自分の持ってきたペットボトルに目盛りを貼り付けたり漏斗をのせたりして、自分のペットボトル雨量計を作製していました。
雨量計を作製した後は建物の外に出てテストをしました。雨量計の重さを測った後、みんなの雨量計を並べて、シャワーを浴びせます。シャワーを5分浴びせた後で溜まった水の量を秤で計測しました。