NPO法人 科学わくわくクラブ

岡山県内で科学教室を開催している NPO法人 科学わくわくクラブのブログです

【科学講座レポート】においで話し合う植物 in サイピア(2025/03/08)

 3月8日、人と科学の未来館サイピアにて科学講座「においで話し合う植物」を行いました。17人の小学生とご家族が参加しました。

 植物は葉っぱを食べられるなどの被害にあうと、においを出して助けを呼んだりまわりの仲間に知らせたりします。今回の講座ではキャベツの話を中心に、植物の身を守る工夫について聞きました。

 キャベツが傷ついたときに出すにおいの成分である青葉アルコールとジャスミンのサンプルを用意しました。

においをかいでいます。 

サンプルは濃度が高いのでにおいがきついです。

 タラヨウの葉は傷ついたときに樹脂を出して身を守ります。そのため先のとがったものでひっかくと樹脂が出て、変色し茶色の線が残ります。タラヨウはその性質から「ハガキ(葉書)の木」とも呼ばれています。講座の最後にはみんなでタラヨウの葉に手紙を書きました。

 みんなそれぞれに好きなことをかいています。

ハガキとして使えるそうです。試してみたら、ちゃんと届きましたよ!