NPO法人 科学わくわくクラブ

岡山県内で科学教室を開催している NPO法人 科学わくわくクラブのブログです

顕微鏡の使い方を学びました

 6月29日、私たちの関連団体である放送大学岡山学習センターの学生団体の例会で、顕微鏡の講習会を行いました。

 

 私たちの仲間には顕微鏡の使い方に慣れてない人も多くいます。そこで顕微鏡の講習会を行いました。講師は岡山大学での研究で顕微鏡を使い、学生の顕微鏡取り扱い実習の経験が豊富な方です。顕微鏡の種類やそれぞれの特徴、使い方など基本的なことから試料の作成方法まで説明を受けました。いろいろ学ぶことがあり、多くの質問が飛び交いました。

解剖顕微鏡と研究用顕微鏡です。このほか、生物顕微鏡やデジタル顕微鏡、ルーペも使いました。

 

 科学講座での顕微鏡観察に際して大切なことは、「何を観察するのか、観察のポイントはどこか、見えているものが何か」をまず私たちが把握し、それを子どもに説明できることだと言われました。たしかにその通りですね。次の科学講座から生かしていきたいです。

 

 説明を聞いた後は、みんなが持ち寄ったものを観察しました。葉っぱ、ぬか漬け、糀、メダカの卵、ゾウリムシ、川の水などたくさんありました。

ユキノシタの葉の裏側を剥がしてプレパラートを作ります。生物顕微鏡で見ると、気孔がしっかり見えました。
ブラシノキのつぼみをデジタル顕微鏡で見ると、おしべやめしべがよく見えました。


 みんな観察に夢中で、つい予定時間をオーバーしてしまいました。ほかに予定していたプログラムがあったのですがこれは次回のお楽しみです。